録画時間とSDカード容量の関係を理解するために、まずは基本的な知識を押さえましょう。
録画時間を決める要素
録画時間は、映像の解像度、フレームレート、ビットレートなどの設定によって大きく変わります。例えば、1080pの解像度で録画する場合と、4Kで録画する場合では、同じSDカード容量でも録画時間が異なります。また、ビットレートが高いほど画質は向上しますが、その分SDカードの容量を早く消費します。
SDカード容量の計算方法
SDカードの容量と録画時間の関係は、以下の式で計算できます。録画時間(時間)=SDカード容量(GB)×1024÷ビットレート(Mbps)÷3600。例えば、32GBのSDカードでビットレートが10Mbpsの場合、約9時間の録画が可能です。ただし、実際にはファイルシステムや他のデータの影響で、少し短くなることもあります。
SDカードの種類と耐久性
ドライブレコーダーに使用するSDカードは、耐久性が高いものを選ぶことが重要です。特に、高温や低温、衝撃に強い「耐久型SDカード」が推奨されます。また、書き込み速度が速いUHS-IやUHS-IIのSDカードを使用すると、スムーズな録画が可能です。